医師・歯科医師のライフプランニング
医師・歯科医師の先生は日本人の平均より比較的収入が多いものの、支出に対してもやはり平均よりも多いと思われます。
30代、40代のころは仕事に没頭しており、資金の管理は家族にまかせっきりというケースも多いと思います。
50代の先生が次のようにおしゃっていました。「30代や40代は老後資金のことを考えたこともなかったけど、今になってその重要性が分かってきた」
ライフプランニングはファイナンシャルプランニング
1.子供のライフプラン
医師・歯科医師のファイナンシャルプランニングを検討するうえで、子供の学費は大きなウェートを占めることになります。
- ・子供の学費は長期に渡ってかかり、住宅ローンとその期間がかぶります。
- ・子供を医学部・歯学部に進学させるための費用が多額になります。
- (参考) 歯科大学の入学金・学費一覧
- ・子供の結婚費用の援助は考慮しますか?
- ・子供の住宅費の取得のための費用は援助しますか?
2.親の老後のライフプラン
自分のライフプランには、親の老後資金の負担という問題があります。
- ・自分の親の老後の生活資金をご存知ですか?
- ・年金生活者で自宅の修繕資金に苦慮し、うつ病に
- ・子供の学費の捻出のため、老後の預金が思ったほど残っていない
- ・それでも親は子供に自宅や財産を残してあげたい
- ・親子でお金の話をするのはタブー
3.自分のライフプラン
- ・自分自身の老後のための生活資金はいくら必要ですか?
- ・ご夫婦で生活費のコントロールを行っていますか?
また片方にお金の管理をまかせっきりにしていませんか? - ・現状の生活水準は、年配になってもあまり下げられないケースが多いです。
- ・配偶者の収入に対する期待は想像以上に大きいです。
- ・患者は先生の言うことを分かっているが守れない。生活費も分かっているけど削れない。
- ・ローンは長く借りるのが理想です。2世代も考慮してもいいと思います。
でも本当は子供に借金は残したくないと思っています。家ぐらいは残してあげたい・・・
4.老後の生活費の算定
人間ドックは体の検査ですが、ライフプラン表は将来の資金繰りの検査です。
とにかく不透明な将来に向けて、65歳以降の資金繰りを検討することは大変重要なことです。
ライフプラン表で将来の資金繰りを確認することは嫌なことかもしれません。また夢がないことかもしれません。がその時になってからでは遅いのです。早め早めの検討が必要だと思います。
5.ライフプラン問診票
今までたくさんのお医者様とライフプランのお話をしてきました。配偶者のお金の使い方に関しては両者とも不満があります。
とにかく目標をお互いに共有することです。
そのためにはライフプラン表の作成がかかせません。
ライフプラン表作成のための問診表をつけました。
ライフプラン問診票はこちら
6.ライフプラン表
弊社が提供しますライフプラン診断表のサンプルです。
ライフイベントは個人によって異なりますので、あくまでもサンプルです。
自身が思ってもいない支出があるかもしれません。
将来のキャッシュフローの動きを是非ご確認ください。
そしてご夫婦で状況を共有していただけると完璧です。
ライフプラン表のサンプルはこちら